僕がα－７７００ｉを購入した、1990年にデビューした機体。
ＡＦも無ければ、測光も古い中央部重点とスポットのみ。
それでも、ＣａｒｌＺｅｉｓｓのレンズを唯一使えるカメラとして、2003年に購入。
残念な事に、昨年京セラがＣＯＮＴＡＸ事業を撤廃。
写真を独学で勉強中に出会ったＣａｒｌＺｅｉｓｓレンズの描写の魅力に取り付かれ
て購入したが、実際に撮影した画像は期待を裏切らなかった。
ポートレート調の写真やシットリとした落ち着いた写真を撮りたい時に活躍してく
れている。

	桜の花のピンクを上手く再現してくれている。 CarlZeissレンズ独特な描写だ。 RTSⅢの1/3段露出補正も慣れるととても使い易い。
	ファインダーの明るさは、やはりMFの方が良い。特に絞りを絞ったプレビューでは、その差がはっきり出る。この写真は、小川も奥までピントを合わせたかったが、プレビューでしっかり確認できた。
	ゾナー１３５ｍｍを使用。ゾナー系は、比較的国産レンズの描写に近いが、ぎりぎりディアの右目が潰れていないのはさすが！
	トリミング前のジェスパ君。ピント合わせがMFなのと、露出計が古い中央部重点なのを慣れれば、とても使いやすく信頼性も高いカメラ。 AF、デジタルと時代の流れについに後継機も無く生産が終わってしまったが、α－９と共に買っておいて良かったと思うカメラである。